セカンド カット
今週、CMTが来たので、二度目のカットがありました。
実はこの2週間くらいは本当に最悪でした。
風邪はひくし、ホームシックになるし、肩を痛めて腕があがらなくなるし、
キックのしすぎで足を痛めてしまったり・・・。
でも一番大きかったのは、異国の地で生活していくことの難しさを実感したこと。
毎日の生活、言葉の壁、考え方・行動の仕方の違い・・・。
信頼できる友達はいても、家族や彼のように100%の自分を受け止めてくれる人が
近くにいない不安・・・。
日本なら簡単にできることが、うまくできなかったりする自分への劣等感・・・。
毎日の練習は、トレーニング、練習の他に、質問の時間があります。
質問の時間には、カウボーイズのチーム・チアリーダーについて、
最近の国内・世界のニュースについて聞かれます。
チームについては、選手の名前・背番号、チームの歴史、最新のニュース、
ゲームの日程、その他ホームページでわかるすべての情報について、
そして最近の国内・世界のニュースについては、「○○についてどう思う?」と
聞かれたり、「○○について述べなさい」などなど・・・。
何を聞かれるかわからないので、毎日ダンスだけでなく
勉強もしなければならないのです。
私にも容赦なく聞かれます。
そんな中で、毎日がオーディションで評価され、緊張感たっぷりの練習が続くので
精神的にかなりまいってしまったのでした。
トレーニングキャンプ中、毎日壁にぶち当たり、それを乗り越えて・・・の繰り返しですが、
今回は崖!!という感じでした。
今だから言えますが、精神的に辛くてダンスをしていても全く笑えず、
名指しで怒られたおしました。
そしてまた落ち込み・・・。
新しいダンスも全く頭に入らず、何回も踊って、何も考えずに踊れるように
体で覚えるしかありませんでした。
どうしたらいいんだろう・・・と思い、ぼーっとしながらこれまでの自分を
振り返ってみました。
ずっとダンスが好きで、高校時代、毎日ダンススタジオに通っていたころのこと。
大学時代、3回生の秋にアメフト部が2部リーグに落ち、
全員で泣き崩れて立ち上がれなくなったときのこと。
4回生の引退試合、1部リーグに昇格して、みんなで抱き合って喜んだときのこと。
ファイニーズに入り、ちょうどスポンサー契約が終了した後で練習場所がなくて、
河川敷や公園で練習をしていたときのこと。
USAオールスターに入り、2年間、毎週土曜日大阪ー東京を
夜行バスで凍えながら通っていたときのこと。
新生ビーナスウエストをみんなでいっぱいミーティングをして練習して、
作りあげてきたこと。
去年ビザがとれなくて、アメリカに来れなくていっぱい泣いたこと。
辛いこともたくさんあったけど、でもそれを乗り越えたから今があるのかな。
今回もいっぱい泣いてしまったけれど、いっぱい考えて出てきたことが
あります。
ダラスのチアは、練習中によく「エンターテイナー」という言葉が出てきます。
私たちはチアリーダーであり、エンターテイナーであると言われます。
エンターテイナーに必要なものは、人を楽しませること、そして完璧なものを
見せること。
人を楽しませるためには、自分が悩んでいたらダメだと気づきました。
笑顔がないなんてもってのほか・・・。
ディレクターたちも私がホームシックになっていたのに
気づいていたかもしれません。
でもそれを出してはいけないのです。
そして「完璧は練習から作られる」と言われます。
みんなだいたい練習の始まる2時間前くらいから集まって、
自主練をしています。
練習のない日も誰かの家に行って練習したりしています。
(それでも足りないくらいです・・・。)
たとえ練習でも、振りを間違えたらすごく怒られます。
プロである以上、間違えることは許されないのです。
これは、去年コルツのチアの時にも言われました。
今回は大きな崖でしたが、なんとか少しずつ登っています。
やっと登り始めることができたので、今日は日記に書いてみました。
長くなっちゃいましたが、セカンドカットも無事残ることができました!
実はこの2週間くらいは本当に最悪でした。
風邪はひくし、ホームシックになるし、肩を痛めて腕があがらなくなるし、
キックのしすぎで足を痛めてしまったり・・・。
でも一番大きかったのは、異国の地で生活していくことの難しさを実感したこと。
毎日の生活、言葉の壁、考え方・行動の仕方の違い・・・。
信頼できる友達はいても、家族や彼のように100%の自分を受け止めてくれる人が
近くにいない不安・・・。
日本なら簡単にできることが、うまくできなかったりする自分への劣等感・・・。
毎日の練習は、トレーニング、練習の他に、質問の時間があります。
質問の時間には、カウボーイズのチーム・チアリーダーについて、
最近の国内・世界のニュースについて聞かれます。
チームについては、選手の名前・背番号、チームの歴史、最新のニュース、
ゲームの日程、その他ホームページでわかるすべての情報について、
そして最近の国内・世界のニュースについては、「○○についてどう思う?」と
聞かれたり、「○○について述べなさい」などなど・・・。
何を聞かれるかわからないので、毎日ダンスだけでなく
勉強もしなければならないのです。
私にも容赦なく聞かれます。
そんな中で、毎日がオーディションで評価され、緊張感たっぷりの練習が続くので
精神的にかなりまいってしまったのでした。
トレーニングキャンプ中、毎日壁にぶち当たり、それを乗り越えて・・・の繰り返しですが、
今回は崖!!という感じでした。
今だから言えますが、精神的に辛くてダンスをしていても全く笑えず、
名指しで怒られたおしました。
そしてまた落ち込み・・・。
新しいダンスも全く頭に入らず、何回も踊って、何も考えずに踊れるように
体で覚えるしかありませんでした。
どうしたらいいんだろう・・・と思い、ぼーっとしながらこれまでの自分を
振り返ってみました。
ずっとダンスが好きで、高校時代、毎日ダンススタジオに通っていたころのこと。
大学時代、3回生の秋にアメフト部が2部リーグに落ち、
全員で泣き崩れて立ち上がれなくなったときのこと。
4回生の引退試合、1部リーグに昇格して、みんなで抱き合って喜んだときのこと。
ファイニーズに入り、ちょうどスポンサー契約が終了した後で練習場所がなくて、
河川敷や公園で練習をしていたときのこと。
USAオールスターに入り、2年間、毎週土曜日大阪ー東京を
夜行バスで凍えながら通っていたときのこと。
新生ビーナスウエストをみんなでいっぱいミーティングをして練習して、
作りあげてきたこと。
去年ビザがとれなくて、アメリカに来れなくていっぱい泣いたこと。
辛いこともたくさんあったけど、でもそれを乗り越えたから今があるのかな。
今回もいっぱい泣いてしまったけれど、いっぱい考えて出てきたことが
あります。
ダラスのチアは、練習中によく「エンターテイナー」という言葉が出てきます。
私たちはチアリーダーであり、エンターテイナーであると言われます。
エンターテイナーに必要なものは、人を楽しませること、そして完璧なものを
見せること。
人を楽しませるためには、自分が悩んでいたらダメだと気づきました。
笑顔がないなんてもってのほか・・・。
ディレクターたちも私がホームシックになっていたのに
気づいていたかもしれません。
でもそれを出してはいけないのです。
そして「完璧は練習から作られる」と言われます。
みんなだいたい練習の始まる2時間前くらいから集まって、
自主練をしています。
練習のない日も誰かの家に行って練習したりしています。
(それでも足りないくらいです・・・。)
たとえ練習でも、振りを間違えたらすごく怒られます。
プロである以上、間違えることは許されないのです。
これは、去年コルツのチアの時にも言われました。
今回は大きな崖でしたが、なんとか少しずつ登っています。
やっと登り始めることができたので、今日は日記に書いてみました。
長くなっちゃいましたが、セカンドカットも無事残ることができました!