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Posted by 滋賀咲くブログ at

2006年05月22日

オーディション秘話

今NBAのプレーオフを見ながら、ストレッチをしています。

今日は時間があるので、2日分ブログを更新しようと思います!

オーディションでの話です。

ファイナルのオーディションでは、ダンス審査、テストの他に
タレントプレゼンテーションとよばれるソロの審査がありました。

ソロの審査では、1人ずつ、用意した1分半の演技を披露します。
タレントプレゼンテーションという名のとおり、歌を歌う人もいたり、
ダンスでもいろんなジャンルをしたり、衣装もとても凝っていたり、
どれもレベルの高いものばかりでした。

私はこちらでオーディション前からずっとレッスンを受けていた先生がいて、
その先生にソロを作ってもらい、プライベートレッスンを受けたりしていました。

その先生は他にも6人のファイナリストを受け持っていて、
一ヶ月間、一緒に練習したりしていました。

オーディション前日、最後の練習の日、そのうちの一人が「BELIEVE」と書かれた、青いラインストーンの付いたかわいいリングを全員にプレゼントしてくれました。




一緒にくれた手紙には、「自分を信じて、自分のやってきたことを信じて、そして自分の夢がかなうことを信じて。頑張ろう!」と書かれていました。(英語で)

そして、オーディション当日、全員このリングを身につけて(安全ピンで衣装につけて)オーディションに臨みました。

結果は、全員一緒にトレーニングキャンプに進むことはできませんでした。

でも、一緒にオーディションまでの時間を過ごしたり、お互いの悩み・不安を分かちあったり、率直な改善点を指摘しあったりして、とっても深い信頼関係を築くことができました。

オーディションの次の日、トレーニングキャンプに進めなかった一人が、お祝いの風船を持ってきてくれました。

すごくショックで悲しいはずなのに、なんてできた人なんだろうと感激しました。
そして、一緒に喜び、一緒に泣きました。

オーディションにはいろんな思いとドラマがあります。

オーディションまでの一ヶ月間は、私にとって一生忘れられない思い出です。


Posted by 檀上 欣子 at 07:49 大切な友達